我流・さつまいも栽培方法
←被害が少ない【虫被害●○○○○】【鳥被害●○○○○】→被害が大きい (※比較的都会のベランダ栽培の場合です)
植え付け時期…4月下旬〜6月
植え付け方… 土に水平、または斜めに葉がでるようにして植えつける
土…とくに選ばない(肥えてないほうが良い)
日当たり…そこそこひなた
水撒き…根付くまではタップリ、根付いたらある程度乾燥しても萎びるが枯れない
鉢…スーパーの買い物籠サイズでツル1本、短いなら2本
無肥料状況…収穫できます
栽培方法
長さ30cm〜40cmで葉が4枚〜6枚くらいあるツルがBestで、芋ではなくツルを植えつけます。 30cm〜40cmで葉が4枚〜6枚がBest… とはいえ、サスガが戦後の食糧難を支えたさつまいも!葉が一枚も無い棒状のツルからでも十分に復活します。
【良いツルがある場合】 まず、ツルの枯れた葉や黄色い葉を取り除きます。次にそのツルを土面と平行、または少し下がるくらいの斜めに植えつけます。この時、植えつける深さは3cmもあれば十分で、葉と新芽のでるツルの先は土から出るようにします。(※図解1)その後根付くまでの1週間〜10日ほどはタップリ水をまきます。根付くまでは萎びた感じになりますが、萎びただけで枯れていなければ全然問題ありません。根付けば葉がピンとしてきてその後数日で新芽もでてくるようになり、ここまでくれば安定です。2週間たっても葉がピンとしてこないなら地中で腐っているか、途中のどこかで水撒きを怠ったと考えられるので一旦掘り返して様子を見ましょう。腐ってなければまだ復活します。
【良いツルがない場合】 まず、ツルの枯れた葉や黄色い葉をすべて取り除きます。状態が悪すぎて葉が全くなくなってしまってもツルの芯(?)茎の部分腐ってないなら問題ありません。次に苗用のポットにツルを植え付け、根付くまで水をタップリまきます。根付いて何週間か経つと新芽がでてくるので、「新芽を土から出した状態で植えつけれる」というくらいまで新芽が伸びたら植えつけます。(※図解2)植え付けは苗用ポットから出した状態のまま埋めてしまえば良いのでツルからの状態みたいに萎びたりしません。(ポットに根が張ってるハズだから)植えつけた後も順調にツルが伸び続ければ安定です。
十分に時間があるなら、新芽のツルが十分に伸びてからはじめても良いです。(※図解3)
種類にもよりますが、ひなたなら根付いて100日後、ちょいと日陰が気になるなら120日以降が収穫の目安です。(ひなたが基本なので、かなり日陰とかはあまり良くありません)
注意事項
※肥えた土だと葉ばっかりしげって芋が太らなくなります。ある程度枯れた土でも大丈夫なので肥料は極力避けましょう。(自分は元肥ほぼ無し、追肥全く無しで収穫)
※植え付けが安定したら、ツルがグングン伸びるようになり、土のあるところすべてに根を張るようになります。こうなってしまうとメインの芋が太らずに葉ばっかりしげってしまうようになるので、植えつけた場所(芋の収穫予定場所)以外に張る根をすべてツルを持ち上げるようにして根切りをします。
※植えつけるツルは必ずその年ごとに購入、または芋から採取しましょう。ケチって去年のツルを翌年に持ち越しても、ツルが老化していてロクな結果になりません。