我流・いちご栽培方法





我流・いちご栽培方法
 ←被害が少ない【虫被害●●○○○】【鳥被害●●●●●】→被害が大きい  (※比較的都会のベランダ栽培の場合です)                                                                                                         

  植え付け時期…2月下旬〜3月上旬・9月〜10月                            
  土…植え付け時に元肥の強い土は避ける ある程度連作可                            
  日当たり…日当のほうが良い                            
  水撒き…土の表面が乾いたら撒く                                                      
  鉢…プランターに3〜4株、5号でもなんとかなるが6号以上の鉢推奨                                                     
  無肥料状況…ある程度可能、園芸用なら安い肥料の少なめの土で十分実る                            
       (肥料が少なすぎると甘みが少なく、多すぎると根が枯れる)                            
  その他…鳥よけネット必須!



 栽培方法                                               
前年の9月に植えつけて秋の間にある程度株を大きくし、冬を越して次の春に実らせるというのがBestです。ただ、ホームセンターでは2月〜3月ごろにも苗が売られているので、その場合はすぐに植えつけて4月ごろまでに大きくし5月〜6月の収穫になります。4月〜5月頃咲いた花に受粉してやれば、何個か実るハズです。
連作は可能ですが前年から植えっぱなしだと実りが悪かったり虫がつきやすかったりします。場所が狭いなら親株は廃棄してそこに新しい子苗を植えつけるのもアリです。(ウチはコレ)

【子苗の採取】 先ほども述べましたが、多年草とはいえ2年目以降の株は弱ってきて実のつきも悪く虫被害にも合いやすいので新たな若い苗を採取する必要があります。いちごは暖かくなる4月〜9月にランナーとよばれるツル状のものをだします。そのツルの先に新葉がでてくるので葉が2〜3枚になったら土を入れた苗用ポットのツルの先を置き、小石などで固定しておけば数週間で根が張ります。(図解1)しっかり根が張れば親株とつながっているランナーを切って大丈夫です。(最低でもポットの裏から根が見えるくらいは根が張っていたほうが良いです) 新たな苗が採取できてもさらにその先にランナーが伸び、さらにその先にも伸び… と、涼しくなるまで延々と続きます。(図解2)この場合、後に出来た苗ほど若いということになり来年向きと言えます。来年用の苗は前年の9月ごろに植えつけるのがBestですが、そのときに葉が3枚〜4枚で出来るだけ若い苗を選びましょう。(一番若くても葉が1枚とかなら避けてという意味で。)
※4月〜9月にランナーが伸びますが、実がつく時期に子苗を採るのは苗に栄養がいってしまうのでやめたほうが無難、すべて切り取りましょう。苗採取は7月からでも十分間に合います。












 注意事項                                               
※よっぽどのことが無いかぎり丈夫で枯れることはないイチゴなんですが… ミント(レモン)と、ミント(薄荷)と植えるとヤバイことになります!必ずしもミントのせいとは限りませんが(←我流なので)新品の土を使ってすぐだったので相性が悪いと思われます。(知ってる人、BBSに意見求む!

※比較的暖かい都会だと、たまにボケて3月〜4月ごろにランナーが伸びてくるヤツがありますが、花、実に栄養がまわりにくくなるので切り取ってしまった方が良いです。苗増やしは7月からでも余裕で間に合いますよん♪

※10月の春に近い気温になるころ、たまに花を咲かすヤツもいます。が、春に美味い実を収穫したいなら10月花は摘み取ってしまった方が無難です。(私みたいな無肥料では得に;;)10月ごろに咲いた花の実は実るのは11月すぎになり春に比べると数も圧倒的に少なくスッパかったりパサパサだったりすることも多いです。イチゴは、その株の一発目にできる実が一番美味いらしいので、一発目の実は春にまわしたほうが良さげです。

※植えつけるときは新葉のでる部分が埋まらないように浅めに植えつけましょう。

※肥料に弱いので多肥料厳禁です。 普通の野菜のように化成肥料を株の周りにパラパラと蒔くとほぼ間違いなく大ダメージを受けます。自分はそのことを知っていた上で少なめに肥料を蒔いたのですが、それでも多すぎたようで大ダメージを受けました;;

【正常ないちご】写真左が正常な株です。緑がさえて葉が開いています。季節(温度)も良く土の状態も良くないとこの状態になりません。写真の一部の葉に茶色い斑模様が出来てるのは、夏場の気温が高すぎる時期に葉が日焼けした状態で、秋になって復活したのが正常な葉です。

【栄養不足のいちご】写真真ん中が栄養不足です。葉にシワがでてきて極端に内側に丸まっています。(ある程度のカールは可) 改善方法は古い葉を取り除き良い土に植え替えるのが一番です。化成肥料の場合は多すぎるとすぐに枯れます。どうしてもという場合は極力少なめで根元から5cm以上離したところに蒔きましょう。

【多肥料のいちご】写真右が肥料の多すぎるいちごです。株が肥料に耐え切れず葉の周りから枯れてきてます。「肥料当たり」とかよばれたりして、人間で言うところの食中毒みたいな感じです。 改善方法は良い土に植え替えるしかありません。植え替えても、すでに枯れた葉は復活せず、新葉が出るのを待つことになります。











 我流・肥料情報                                                                                           
※この情報は我が家でプランターで4株育て、ある程度健康に育った場合の結果です。

【無肥料の場合】 土と呼べる質のものが最初から持ってる力だけで育てる無謀な方法です。が!サイズは特大から極小まで、特に問題なく収穫できました。味はちょっと野イチゴっぽいかな??

【元肥入り・追肥ナシの場合】 主に「野菜用の土」とか「配合肥料入り」とかいう土です。葉が異常にデカくなり赤く焼けたようなモノもでてきたり。味も大きさもあまり無肥料と変わらずでした。

【元肥入り・追肥アリの場合】 配合肥料入りの土に野菜専用肥料を随時追加していく方法です。いちごは肥料に非常に弱くこの方法はかなり危険!元肥のように土に馴染んでいる肥料にはそこそこ大丈夫ですが、上からパラパラと蒔く追肥についてはかなり肥料あたりしやすいです!上手な人は良い結果がでるのかもしれませんが、私のような我流のヤツにはやらないほうが無難;;



→いちご2011栽培日記はコチラ←
いちご2010栽培・3年目女峰(成功)
いちご2009栽培・5年目女峰(年内2回収穫)
いちご2008栽培・4年目女峰(失敗)
いちご2007栽培・3年目女峰(成功)
いちご2006栽培・2年目女峰(成功)
いちご2005栽培・女峰(失敗)


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掲示板にリクエストいただければ可能な限り更新させていただきます。


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